英単語の覚え方

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英単語の丸暗記が難しい訳

ある程度本気で英語学習をしたことのある人なら、単語集と呼ばれるものを1冊ぐらいは持っていることでしょう。例えば、昔の受験生には「試験に出る英単語」(通称 出る単)という本が定番でした。しかし、多くの場合、単語集ではなかなか単語が覚えられなかったと思います。

記憶は、既に知っている他のものとの関連によって形成されるものです。新しいものが、脳の中の既にある他の何かと繋がり、互いに結びつくことによって記憶されるのです。単語集に出てくる単語を覚えようにも、単に「incresible 信じられない incredible 信じられない…」と念仏のように唱えても、一つの単語が脳の中にフワフワと浮いているだけで、覚えることが出来ません。他によりどころがないために、ちょっと時間が経つとすぐに忘れてしまうのです。

単語は文章の中で覚える

ですから、よく言われるように、単語は文章の中で覚えた方が効率的です。それも「He is incredible.」のような1つの文ではなく、まとまった文章の中で覚えると良いでしょう。例えばヒアリングの教材には、ある程度の長さの文章が入っているものが多いと思いますが、そういった文章の中で覚えるのです。そうすれば「この単語はあの文章の中で出てきたな…」といった具合に、ストーリーと共に思い出すことが出来ます。

語源から覚えるのも良い

或いは、語源や単語の構成要素から覚えても良いでしょう。先ほどのincredibleを例に挙げてみましょうか。creditという言葉は皆さんご存じですよね? クレジットカードのcreditです。ここでcreditは信用という意味。creditカードはカード1枚で買い物が出来ます。いい加減な人に発行してしまうと、買い物をしたのにお金を払ってもらえないかも知れません。ですから、クレジットカードは、信用がある人でないと持てない訳です。最後のibleはableと同じ、「〜出来る」という意味です。ですからcredibleは「信用出来る」という意味になります。そして頭に付いているinは否定の意味。ですから、信用出来ない=信じられないという意味になります。

覚えて損をする単語なんてない

よく、効率を重んじるばかりに、「この単語は覚えた方が良いんでしょうか?」なんて訊く人がいます。あまり出てこない単語を覚えるのは損とでも言わんばかりに。でもちょっと考えてみて下さい。私達が子供の頃、日本語を覚える時に、これは覚えよう、これは覚えなくていい、なんて区別をしたでしょうか? 重要な単語というのは、単に使われる頻度が高いと言うだけの話です。確かに重要ですが、それだけの単語で会話が成り立つ訳ではありません。最頻出単語というのは、日本語で言えば「わたし」「あなた」「今日」「明日」「する」「できる」「来た」「行った」「そして」といった単語です。これらの単語は確かによく出てきますが、これだけで会話は成り立ちませんよね? 頻度の低い単語だって当然出てくるのです。

頻度の低い単語も、確実に出てくる

「100語で日常会話の90%はカバー出来る」なんていう話をよく聞きますが、それはどんな会話にも出てくる単語がそれだけしかないというだけのこと。それだけで会話が成り立っている訳ではありません。

例えば、「株」という単語を例に挙げてみましょう。日本でも、証券会社の人でなければ、株の話なんて普段そんなにしませんよね? 子供同士が株の話をする訳はありませんし、デイトレーダーの友達でもいなければ、友達と株の話をするなんてことも少ないでしょう。ですから株という単語は100個の最頻出単語には入っていません。でも、いざ株の話をしようと思ったらどうしても「株」を意味する英単語「stock」を知っておく必要がある訳です。世界中で話される英語の中の「stock」という英単語の出現確率は1%以下です。でも、この単語を知らなければ株の話は絶対に出来ないんです。

21日で3000単語記憶する方法とは?

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