分詞構文(1)

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分詞とは

分詞構文の説明に入る前に、分詞について説明しておきましょう。

動詞にingを付けたり、edと付けたりして、形容詞のように用いるものを分詞と呼びます。分詞には現在分詞と過去分詞があります。

  • 現在分詞 … 動詞にingを付けたもの。
    例:knowing、teaching、thinking etc...
  • 過去分詞 … 動詞にedを付けたもの。ただし、動詞によってはedを付けず、別の形になるものもある。
    例:granted、discussed、thought etc ...

基本的に過去分詞は動詞にedを付ければ良いのですが、過去形と同様、単純にedを付けない動詞も多いので注意を要します。動詞の過去形、過去分詞にedが付かないものを不規則動詞と呼びます。

動詞が不規則動詞の場合、辞書には必ずそれが書いてあります。試しにwriteという動詞を辞書で引いてみて下さい。括弧の中にwrote、writtenという単語が書いてあるでしょう? それが過去形と過去分詞です。

分詞構文とは

分詞構文とは、現在分詞や過去分詞を使って、文全体を修飾する構文です。分詞構文は文語調とされており、書き言葉では使われますが、口語では一部の慣用句を除いてあまり用いられることはありません。分詞構文では様々な意味を表すことが出来ますが、どのような意味を表しているかは文脈から判断する必要があります。まずは例文を見て下さい。

  • Looking at me, he started laughing.
    彼は私を見ると笑い出した。

この文では、lookingという現在分詞が使われています。lookingの主語は「he started laughing」の主語と同じheですが、省略されています。また、文が二つあるので本来は接続詞も必要ですが、この文に接続詞はありません。

このように、もともとは接続詞で繋ぐべき文の接続詞を省き、更に、だぶった主語も省略するのが分詞構文です。上の文を分詞構文を使わずに書くと、以下のようになります。

  • As he looked at me, he started laughing.

現在分詞と過去分詞の使い分け

上で説明した通り、分詞には現在分詞と過去分詞がありますが、どちらを使うかは、主節の主語と分詞の関係が能動態か受動態かによって決まります。能動態であれば現在分詞を、受動態であれば過去分詞を用います。

例えば上のようにlookという動詞を使って分詞構文を作る場合、「彼が見た」のですからこれは能動態。従ってlookの現在分詞であるlookingを用います。これに対して、例えば「みんなに見られて、彼はとても緊張した。」というような文の場合、「彼は見られた」訳ですからこれは受動態です。このような場合は過去分詞lookedを用いることになります。

  • Looked by everyone, he was very nervous.
    みんなに見られて、彼はとても緊張した。
では次の分詞構文(2)で、分詞構文の用例を見ていきましょう。

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