新TOEICについて

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新しくなったTOEIC

2006年5月の公開テストより、TOEIC Testがリニューアルされました。IPテスト(企業や学校等で行う非公式のTOEIC)の方はしばらく以前のままでしたが、現在実施されているIPテストは新しくなっています。

では新TOEICになってどこが変わったかというと、全体的にそれほど大きくは変わっていないというのが私の印象です。ただ、新TOEICでは、リスニングもリーディングも文章がやや長くなり、より実践的な能力を試すようになっています。

また、新TOEICではアメリカ英語以外の話者が出てくるというのも、より実践的にという配慮でしょう。確かに、実際に英語を使う場面では、相手がアメリカ人とは限りません。国によって、それぞれ話し方に特徴があります。新TOEICは、各国の英語を聞き取る能力を試すようになっています。

ではTOEICのどこが変わったのか、見ていきましょう。

新TOEIC リスニング全体を通しての変更

以前のテストではアメリカ英語の話者しか出てきませんでしたが、新しくなったTOEICでは、アメリカ英語に加えて、イギリス英語、カナダ英語、オーストラリア英語の話者が出てきます。ただし、語法にはこの変更は及ばず、話者にも強い訛りはないとされています。

リスニング Part1 写真描写問題は半分に

リスニングの最初の問題。アナウンスを聴いて、写真を正しく描写している文を選ぶという問題ですが、以前の20問から新TOEICでは10問に減りました。理由は「現実生活でそのようなことをすることがないため」(笑)らしいですが、初級者でも比較的得点しやすい問題が減ったと言えます。

リスニング Part2 応答問題は変更なし

読み上げられる質問に対する適切な答えを選ぶ問題ですが、新TOEICでも変更はありません。ちなみにこのパートはTOEICで私の一番好きなところ。間違いの答えがすっとんきょうで、思わず吹き出してしまうことがあります。

リスニング Part3 会話問題は長く複雑に

二人の会話を聴いて、3つの質問に答える問題です。以前のAさん→Bさん→Aさんという会話の形式から、Aさん→Bさん→Aさん→Bさんという形式が中心になります。それぞれの会話も1.5倍〜2倍に長くなりました。Part3は難しくなったと言えます。

リスニング Part4 説明文問題は長く複雑に

読み上げられる1つの文章を聴いてから3つの質問に答える問題です。以前のTOEICと比べると新TOEICでは一つ一つの文章が1.5倍程度に長くなり、話題も複雑になりました。Part4も難しくなったと言えるでしょう。

リーディング Part5 短文穴埋め文問題は変更なし

変更はありません。

リーディング Part6 誤所訂正から適語選択に変更

以前は文章の中の間違っている部分を選ぶ問題でしたが、空所に適切な語を選ぶ問題に変更されました。1つの長文の中に空所が3カ所あり、それぞれに適切な語を選びます。特に難しくなった印象は受けません。

リーディング Part7 関連する二つの文書が登場

以前は一つの文章(Single Passage)を読んで設問に答えるだけでしたが、新TOEICでは、二つの関連する文書(Double Passage)も出てきます。つまり、手紙や書類のやりとりです。文書がどのような目的でやり取りされたのか、それぞれの文書を書いた人の関係や立場などが問われます。Part7はより実践的になり難しくなったと言えます。

新TOEIC 全体を通して

構成に大きな変更はありませんが、全体を通して新TOEICはやや難しくなったと言えるでしょう。色々な国の英語を聴く必要がありますし、会話文も長くなりました。ただし、この変更によって点数が大きく変わることはないと思われます。仮にあなたの点数が下がったとしても、他の人も下がりますから、あなたの相対位置はそれほど変わらないでしょう。

また、以前のTOEIC対策をやって来た人も、その努力が無駄になる訳では全くありません。ただ、アメリカ英語以外の英語に馴染みがない人は、イギリス英語やカナダ英語、オーストラリア英語に慣れておいた方が良いでしょう。

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